どの医療機関が対象か
「中小企業向け」の補助金ですが、医療法人・社会福祉法人は常時使用する従業員が300人以下なら対象です。個人開業の診療所も対象になります。一方、自治体などが開設する公的病院は中小企業者等に当たらないため対象外です。病院・診療所といった施設の種類ではなく、開設者の法人格と従業員数で決まる点に注意してください。
Subsidy
働き方改革や賃上げなどの制度変更に対応するため、中小企業・小規模事業者等が生産性向上に役立つITツール(ソフトウェア・クラウドサービス。AIを含む)を導入する費用の一部を補助する国の制度です。医療法人や個人開業の診療所も、規模の要件を満たせば対象になります。
次回公募の通知を受け取る
今回の受付は終了しています。二次公募・追加公募・次年度の公募が確認できた際にご案内します。
Overview
デジタル化・AI導入補助金2026(中小企業デジタル化・AI導入支援事業/旧 IT導入補助金)
補助上限(通常枠)
450万円
補助率
1/2〜2/3以内
申請先
国(事務局)
中小企業庁・中小企業基盤整備機構(事務局:中小企業デジタル化・AI導入支援事業事務局)
医療機関(種別の指定なし) /医療法人・社会福祉法人・学校法人・株式会社・合同会社等・個人立 /従業員300人以下
あわせて次の要件があります。
最終確認日:
出典
掲載内容は最終確認日時点の公開情報にもとづく参考情報です。申請の条件・対象経費・締切は改定されることがあり、 実際の採否は公募要領と審査によって決まります。ご検討の際は、必ず公式の公募要領で最新情報をご確認ください。
Guide
公募要領の表現だけでは分かりにくい点を、医療機関の立場で整理しました。
「中小企業向け」の補助金ですが、医療法人・社会福祉法人は常時使用する従業員が300人以下なら対象です。個人開業の診療所も対象になります。一方、自治体などが開設する公的病院は中小企業者等に当たらないため対象外です。病院・診療所といった施設の種類ではなく、開設者の法人格と従業員数で決まる点に注意してください。
補助率は原則1/2以内で、最低賃金に近い水準で雇用する従業員が一定割合以上いる場合は2/3以内になります。補助額は導入する業務プロセスの数で決まり、1プロセス以上で5万円以上150万円未満、4プロセス以上で150万円以上450万円以下です。対象の中心はソフトウェアとクラウドサービスで、クラウド利用料は最大2年分まで対象です。導入設定や研修、保守サポートなどの役務費も含められます。ただし、補助の対象になるのは「IT導入支援事業者」が事前に事務局へ登録したITツールだけです。導入したいサービスが登録済みかどうかを、提供事業者に最初に確認しましょう。
文書作成・受付・会計・勤怠など、院内の事務作業をITで効率化する目的に向いています。医療文書のAI作成サービスのように、職員の作業時間を減らして生産性を上げる取り組みは制度の趣旨に合います。申請には3年間の事業計画が必要なので、「どの業務の時間を、どれだけ減らすか」を導入前に決めておくと計画が書きやすくなります。
With subsidy
「みんなの地域連携室®」は、電子カルテのデータから看護サマリ・退院時サマリ・紹介状などの医療文書の下書きをAIが作成するクラウドサービスです。全ての電子カルテに対応、導入作業は不要。補助金を活用した導入のご相談も承ります。
補足情報
診療報酬改定により生成AIが1.2人・1.3人換算に。人材を増やさずに加算取得を目指せます。
令和8年度診療報酬改定(医師事務作業補助体制加算×生成AI)の仕組みや、補助金活用のポイントを解説しています。
解説記事を読む(エニシア株式会社)FAQ
できます。医療法人は常時使用する従業員が300人以下であれば中小企業者等として対象になります。300人を超える医療法人や、自治体が開設する公的病院は対象外です。
対象です。個人事業主として申請できます。GビズIDプライムの取得やSECURITY ACTIONの宣言など、法人と同じ申請要件を満たす必要があります。
なりません。IT導入支援事業者が事務局に登録したITツールだけが対象です。導入を検討しているサービスが登録済みかどうかを、提供事業者に確認してください。
交付決定前に契約・発注・購入したITツールは補助対象外です。必ず交付決定を受けてから契約してください。
国や独立行政法人の他の補助金と重複する事業は対象外とされています。都道府県経由の補助事業と同じ経費に併用できるかは、両方の公募要領を確認し、事務局に問い合わせてください。